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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのhokutoのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

98
ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから[4.3]
The Half of It(2020)/104分/Netflix/吹替
監督:アリス・ウー

【感想】
ちょっとバカで純朴な少年が惚れた女の子にラブレターを書くために秀才な中国人の少女に代筆をお願いする話
文学チックだったり、宗教、レズビアンとかそういう要素もあったけどちょっと中途半端だった
教会のシーンも自分を偽るのはダメだ、的なことを言いたいのは分かるけどなんだかイマイチ
ポールの行動もよく分からんしそこは友情モノに振り切って欲しかった
ただ、ほっこりじんわりするよい映画だった
すごくNETFLIXっぽい雰囲気

【ストーリー】
幼い頃に一家でアメリカに移住してきたエリー・チュウ。
高校最後の年を迎えている彼女は、学校で課題の代筆業を営み稼ぎを生活の足しにしている。
文学オタクな彼女はからかわれたりして生きているが、ある日アメフト部員ポールからラブレターの代筆を頼まれる。
手紙の相手は学校でも一番可愛く人気があり、またカーストトップの男子の彼女でもあるアスター。
しかし問題があった。
それはエリーもまたアスターに想いを寄せていること。
しかしお金に困った状況もあり、エリーはラブレターの代筆を1度だけ引き受けることに。それはもちろん、アスターに近づくため、1度では終わらなかった。
そしてアスターとの代筆交じりの手紙のやり取りをしていくうちに、エリー自身の想いも強くなりながら、アスターの抱える孤独、またポールが抱えているやりきれなさも見えてくるのだった。
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