み

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのみのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

まず、色と空気感がとても好きだった。

not every love story is a romance
その通りの、ものすんごい、ラブストーリーだった。本当に、愛に溢れていた。

全てめっちゃ良すぎてどうしよう!!

狭い世界に留まっておけば、見かけ上の「幸せ」を手に入れることができる。それなりのものを手に入れることができる。だから、窮屈でも違和感があっても、本当は外へ手を伸ばしてみたいと思っても、その地獄に居続けてしまう。
地獄は、生まれ育った場所、押しつけられる「普通」、宗教、家族、大人たち、こうでなければならない、存在するのかもわからない完璧、ありとあらゆる圧力。
そこから、出ることができることすら気がつかない人も沢山いる。その選択肢を見て見ぬふりをして、周りのための選択をしてしまう人もいる。だけど、仲間や家族や物語や音楽や美術が、愛が、後押しになって抜け出す勇気やエネルギーが生まれる。


ちょっと落ち着いたらまた見る
み