Tai

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからのTaiのレビュー・感想・評価

4.0
ポールが良いヤツなんですよ…

まあ、主役はエリーなんですけども 笑
成績優秀のザ・文学女子高生的な主人公エリー。裕福でない家庭事情からお小遣い稼ぎにレポートの代筆を請け負っています。
そこに現れたのがポール!レポートの代筆を依頼かと思いきや、頼まれたのはラブレターの代筆!いや、自分で書けし!でも、おバカなポールは自分じゃ上手く書けないからとエリーに懇願します。
1通で終わるはずの関係は2通、3通と重なっていき…

このラブレター書けない系男子のポールが純粋なおバカさんなんですよね(褒め言葉)
背が高くて、顔も体も厳つくて、部活ではアメフト選手!難しいことを考えるのは苦手!なぜ、ファーストアプローチで手紙を選んだの⁉︎というキャラです。
ちょっとお前ぇ‼︎と思うこともしちゃいますが、何か許せちゃいます。ポールだし仕方ないね!と(´∀`)

エリーとの対比が面白いんですよね!
頭良過ぎてなんかズレてるエリーと、特に考えずに動く周囲に愛されキャラのポール。
人の気持ちを理解することが苦手なエリーを成長させる為に、このポールという人物はやはり不可欠な存在でしょう。
この全く違った2人を通してラブレターのお相手女子の人物像を掘り下げていくという三角関係は面白かったです◎

しかしこれ、本編でもエリー自身が言いますが、恋愛映画ではありません。
1人の少女の成長の物語。
そして、ポールも成長することはできるのか…⁉︎
Tai

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