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サーカス・オブ・ブックス
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目次

『サーカス・オブ・ブックス』に投稿された感想・評価

たくや

たくやの感想・評価

4.0
Netflixオリジナル。
LGBTQをテーマに、面白さと感動で描かれるドキュメンタリー映画。

~ざっくりあらすじ~
LAで長年愛された“ゲイポルノ(主にハードゲイ取扱の)専門店”を経営した夫婦を、その娘が撮影したドキュメンタリー映画。

元店員・男優・ハードゲイ業界人などの様々なゲイ方々や、小さい頃は書店の内容を知らなかった夫婦の子供たちを取材し、LGBTQの歴史と人間の愛を描いている。

元人気男優(この人まじでイケメン)のリアルなお話や夫婦が大人のおもちゃを発注するシーンは勉強のなったし、面白かった。


~LGBTQの歴史~
今まで知らなかった歴史をこの映画で学べた。

理不尽に迫害されてきた事実。
そして、インターネット普及前は出会う機会がなかなか難しい。
そんな中、この『サーカス・オブ・ブックス』は気兼ねなく訪れることができ、そして出会いの場としても重宝がされた。
とても素晴らしいこと。

さらにいうと、アメリカのポルノ全体を否定している政治家たちが、“危ないポルノは禁止する法律”を施行しようとした事実がある。
その政治家たちに、
じゃあ普通の性癖なんだよ!
てかじゃあ、お前AV観るな!と言いたい。笑
人の趣味趣向まで縛り付けるのはあまりにもバカげている。

人に押し付けてる訳じゃないんだから、お前らの価値観を押しつけるんじゃないよって思う。


~人間の愛とは~
『当時の友人たちは9割亡くなっている』
衝撃的な言葉だった。
これは戦争ではなく、エイズ等の病気で死んでいった人達を指す。
主に20-30代が亡くなっていたらしい。

夫婦はLGBTQではない。
でも、彼らの親友だった。
だから夫婦はLGBTQ業界に多大な意味がある。よき理解者として。

そんな夫婦に2つの危機が訪れる。
ポルノ禁止と家族について。
ここの話はぜひ作品でご確認ください!

最後に“人間の愛は深いものなんだ”ということを、この夫婦が教えてくれた。
本当に良いドキュメンタリー。

ぜひこちらご鑑賞ください! 

感想お待ちしてます笑
ポチ

ポチの感想・評価

3.6
仕事が全くなくなってしまって……
家族を養うためにはじめた、ゲイポルノshop( ºΔº )✨
当時としては、まだまだ偏見の多い世界!!

自分の家庭と仕事では、ハッキリと分けていたみたい……
家族が居る夫婦ではじめるにはちょっと過激!!

それでも貴重なこのお店は、パソコンとかが普及するまではメチャクチャ人気だったみたい✩.*˚
だけど、今は不況とネットのおかげで……
店を閉めるか悩み続ける夫婦‪𓂃 𓈒𓏸◌‬
家族の事でも複雑になる家族……

家族の悩みやお店の存在意味……
割と考えさせられる内容で良かったです✩.*˚
長年に渡りゲイ・コミュニティとして機能したゲイ専門のアダルトショップのドキュメンタリー。

経営者がユダヤ系のご夫婦👴👵で本作の監督がその娘👧さん。掴みからインパクト大きいよな笑
このご夫婦👴👵がポルノショップの経営にするまでの話もなかなかおもしろいんだけど、事細かに説明するのも勿体な気がするから省くけど、1つ言うと当時は今以上にゲイポルノはアングラで『ハスラー』誌の創設者のポルノ王ラリー・フリントが創刊したゲイポルノ雑誌でも流通先を探すのが大変で販路確保に苦戦していた、そんな中ある縁からご夫婦はフリントのゲイ・ポルノ流通に携わることになり、それならばと潰れかけのアダルト🔞本専門店を買取りそこにフリントの雑誌を始め各種のゲイのアダルトグッズを置くゲイ専門のアダルト書店をオープンする。

この店、サーカス・オブ・ブックスはその品揃えの豊富さから忽ち人気店になり、当時、抑圧されていたゲイの人達の心の拠り所、フリースペース的な存在になる。
この店、日本の新宿2丁目にあるようなポルノショップのように小規模なものじゃなくて郊外の街道沿いにあるBOOK・OFFぐらいのスペースある。うまく言えないけどかなり広い。その広いスペースにグラビア誌からDVD、そして実践用のアイテムが陳列されてる様は圧巻。ゲイの人にはドリームショップだったのも頷ける。

ご夫婦👴👵で経営してるんだけど経営の実権は奥さん👵が握っている、旦那👴は主にサポートと言うより奥さん👵のやることをニコニコ見守るだけ笑
やり手の奥さん👵は自社作成で当時人気のゲイポルノ俳優を起用してアダルトビデオをリリースする。監督も分かってる人を起用しツボを得たもので空前のヒット作になる。俳優のサイン会まで開かれることに。
そんな感じでノリノリだったんだけど80年代、エイズとレーガン政権のゲイバッシングで風向きが変わる。
レーガンはエイズをゲイ特有ほ疫病と決めつけ、それを反動的道徳回帰のキャンペーンに結びつけポルノ業界全般を抑圧する政策を取る。エイズに対する対策を取らずバッシングに熱を上げるレーガンのせいでエイズは多くのゲイの人達の命を奪っていく。そしてバッシングの矛先はゲイアダルトショップの本山とも言えるサークル・オブ・ブックスに向かう。店は刑事告発される。
ここで、このご夫婦らしさが出てるなと思ったのは告発間近になって旦那👴さんを社長にして旦那👴さんが被告になるようにしたとこ。真の経営者である奥さん👵は「私が捕まると店がやっけないからね😜」あっけらかんと言い放ち、旦那👴さんも「まあ、しゃーないよねぇ😅」みたいに雰囲気でニコニコしてた笑
なんと言うかある意味すげぇおしどり夫婦なんだと思った。
この2人、本当に性格が対照的でゲイの店員やゲイへのスタンスもかなり温度差がある。奥さん👵の方は完全に商売と割り切った距離感でガチガチのユダヤ教徒だから根本的に教義的観点からゲイ蔑視がある。旦那👴さんもユダヤ教徒なんだけどさほど信仰心はなくゲイに対する偏見はない。エイズに罹って死期が迫った店員を熱心に見舞い、彼の親元にコンタクトを取ってあげたりする。その時の店員の親達が死期が迫っても息子を受け入れず「勘当したから関係ない」「もう息子だとは思ってない」と言って自分の子供を拒絶したことを「ゲイなんか関係ないだろ、自分の子供なのに信じられない」と怒気を露にして非難していた。

本作はゲイがどのように社会や政治から見られ扱われていたか、その変遷がわかる社会派ドキュメンタリーの側面が強い。
しかし、それだけじゃなく監督が被写体の娘ということもあり、当時の家庭の様子、「親から仕事のことはまったく教えてもらえなかった」とか、親の職業がわかった時の子供の心情なんかもリアルに映し出されるホームドキュメンタリーとしての側面もある。
特に商売道具としてしかゲイを見てなかった奥さん👵が息子がゲイだと知り、ユダヤ教教義との葛藤を乗り越え息子(ゲイ)を人として受け入れるまでの過程は、それだけで主題になり得る重さがあった。

そんなに期待して観たわけじゃないけど、内容が濃く重層的でとても見応えがあるドキュメンタリーだった。同性愛者に対する偏見は人類がまったく克服できてない課題の1つなんだと言うことがよくわかる作品。

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