takanoひねもすのたり

リスタートはただいまのあとでのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

3.1
原作未読。

事前情報なんもなく、ふらーっと観始めた作品集でしたが〇でした。

東京で勤めていた会社を辞め田舎に帰ってきた光臣(古川雄輝)実家は家具屋でそれを継ぐつもりだったが父親からは「いい加減なことを言うな」と拒絶される。
農園を営んでいる熊井のじいちゃんの息子(養子)の大和(竜星涼)と知り合い、農園の手伝いをすることになった光臣は大和と打ち解け始め……。

物語に緩急はなく、ゆるかなテンポで進む。
サラリーマンだった光臣が農業を手伝うことによって知る様々なこと、大和の姿やその態度から心の中の蟠りがほぐれてゆくところ等、とても自然。

……ただ、恋におちるのが唐突という感はあるんですが、まーいいじゃないですか(贔屓目)
炬燵でぐーすか寝ている顔を見ていたら、キスしたくなったってシチュエーションがいい。

光臣と大和が、何だかんだと言い合いながらじゃれ合う(大和は元々スキンシップが多い)場面なんかは、男同士のざっくばらんな感じが何か良い。

恋のほかに、父親との確執の解決、大和の過去も盛り込んであり、ドラマ部分もきちんとしていたところも好感。

光臣がイケメンでした。眼福。