『ジオラマボーイ・パノラマガール』（2020）
東京で暮らす女子高生渋谷ハルコは平穏で平凡なごく普通の女子高生生活を送っていた。ある日、橋で倒れている男子神奈川ケンイチを見つけ、ハルコはケンイチに一目惚れする。しかし2人の恋はなかなか交わらないのであった。
山田杏奈と鈴木仁のアミューズコンビの組み合わせに大いに期待して鑑賞。冒頭の「地球は何億回夏やってるんだろうけど、私にとっては16回目の夏だった」という台詞凄い好きです。冒頭の彼らのすれ違いシーンは『恋する惑星』のシーンからインスパイアされているように思います。令和版のようでおしゃれです。THE青春映画ですが似た作品も思いつかない、このキラキラ感は一体どこから出てきているのだろう。
本作は2020年の雑誌POPEYEを見ていて気になったので鑑賞（山田杏奈と鈴木仁と瀬田監督の対談特集があり）。瀬田監督は山田杏奈の起用の仕方が本当にお上手ですね、長尾謙杜主演『カラフル』でも良い演技を引き出していました。
ロケ地は月島・晴海・豊洲・台場などの湾岸地帯が多く、あの辺りの埋立地は出来立てで建物が綺麗で、映像美と青春の親和性が高い。同時に工事中の箇所が多いのも魅力の一つです。東京の魅力を十分に引き出していて東京に住んでいても東京をもっと歩きたい！と思わせてくれます。細かいですが、自転車がバレた後、ドコモのシェアリングバイクを使っているシーンがありました。2020年からあった事に驚きました、最近は本当にお世話になっているのです。
鈴木仁と同い年なのですが大人っぽい顔ですよね、背も高く羨ましい限りです。見かけによらず声が高いのも彼の素敵な特徴ですね！因みに布団の中に見知らぬ人が入っていたら絶叫する自信があります、まだ家族と住んでるだけマシでしたね笑
そして未だに成海璃子と三吉彩花の違いがわかりません。神奈川姉を見て、「これは犬鳴村に出ていた三吉彩花だ！」と思い、答え合わせしたら見事にハズレでした。定期テストで二択を外した時の感覚と近い。ファンの方、ぜひ私に見分け方をご教示ください笑
