RAWのジュリア・デュクルノーの新作。前作の時にも感じたけどこの監督は今まで触られたことのない痛覚を刺激してくる天才。いや!やめて!お願いだからそこには触れないで!って思わず懇願したくなるような未知の部位をゴシゴシと容赦なく掻きむしってくる。もう見ている途中で吐き気を催すほど気持ち悪くなっってくる(笑)
冒頭からの展開も目まぐるしくてぶっ飛んでいて毎秒狂っていてまるで暴走トラックに無理矢理乗らされている感覚。
ジェンダーの概念なんかクソ喰らえでその既成の価値観を乱雑にグチャグチャに素手でかき回してくる。それが最高に気持ち悪くて癖になる。けどどうしても好きになれない(笑)いや、好きって言いたくない😂
女性の痛みをこんなにもユニークなアプローチで表現出来た作品も珍しい気がする。しかし、カンヌよ、なぜにこんなにも痛さ爆発の作品にパルムドールをあげた?w