青春ホラーの衝撃作「RAW」監督の最新作という点、頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれた主人公が彼それ以来「車」に対し異常な執着心を抱く物語という概要から、衝撃的なヤバい映画だ!
とどうしても期待してしまった。
前半はクローネンバーグや「鉄男」的なものを期待させられたくらい、確かに衝撃的なヤバい映画ではあった。だが結果的に記憶に埋もれる1作となった。
エログロ・バイオレンス描写が多いが、全体的にスタイリッシュになっているのはさすが。
(とはいえ痛いの苦手な方はオススメしません)
ここ最近、期待との乖離が原因でイマイチな作品が続いたが、この作品はそれとはちょっと違う。衝撃的でヤバいのに、何かが足りない。
いや、この映画に潜む深さを理解できれば、もっと楽しめたのか?