なおたろ

TITANE/チタンのなおたろのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
3.8
緊張しっぱなしで非常に疲れた、「痛そう」が苦手な人にはちょっとつらい。
チタンを埋め込まれようが何人殺そうが髪を剃ろうが妊娠し続ける(女性性を失わない)アレクシア。父性や男性性に執着して自己を保ってるヴィンセントがアレクシアを息子のアドリアンとして扱う間にも妊娠が進むのが本当に怖かった。息子であると名乗ってさえいればアレクシアはヴィンセントのむける愛に対して何も払わなくていい、ヴィンセントの矛先はアレクシア(息子)を通した先の自分自身であるから。
アレクシアの傷跡から何からビジュアルがよかった。
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