「万引き家族」、「パラサイト」とアジア系の映画がパルムドールを連続して受賞してきた中、一風変わった映画が受賞したということで、気になったので鑑賞しました。
「RAW」もそうでしたが、変わった嗜好の人間を独自の世界観で描くという意味では、この監督は中々すごいと思います。
ただ、本作はちょっとぶっ飛びすぎていて、評価が分かれるような感じかなぁという印象でした。
車との子供を身籠るという設定は面白かったですが、逃走劇がちょっとチープ過ぎて退屈な感じでした。
ラストの赤ん坊も、もう少し「イレイザーヘッド」みたいにしっかりと造形を作り込んでスクリーンに写した方がよかったんじゃないかなぁとか思いました。
続編があるのか分かりませんが、これ以上やると何かマーベルとか、そっち系に近くなりそうなので、ここでやめた方がいいだろうなぁという感じです笑