真田ピロシキ

TITANE/チタンの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

TITANE/チタン(2021年製作の映画)
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爆睡。寒くて外に出るのが億劫で難しそうな映画を見るには頭が胡乱な状態でこんな訳のわからない映画を選ぶのではなかった。カー(と)セックスする鉄フェチ女の話かと思ってたら主題じゃなくて、車との間に子を妊娠し、乱行パーティーで男も女も殺しまくって親も殺して、逃亡中にぶん殴って顔を変えたら指名手配中の男性と間違われてマッチョな父親に引き取られてその親父はどうも支配的な変態くさいと色々なメタファーはあるのだろうがさっぱり分からない。性暴力とかあるのだろうが、無闇矢鱈と裸体を映すことが必要とも思えない。主人公が他者の乳首に痛みを与えるのは何の考えが?塚本晋也のような映画と思って見たが、園子温のような映画に感じられた。園子温ほとんど見たことないけど、監督の倫理観が大丈夫なのか心配になるという意味。改めて見返す気力は湧かなかった。