やっべーものを見た…
この映画の意味するところ、メッセージ性云々は正直分からなかったし分からなくていいと思う。ただひたすらに狂気、狂気、狂気、ところにより愛、そんな意味のわからない傑作映画だった。
これほどまでにやばいものが見れて体感できてしまうから映画はおもしろい。
割と好みの映画ではありましたが個人的に好きなのはやっぱり序盤ですね。車とセクシー美女、そしてダンスといった組み合わせが冒頭としての掴みとして良かったです。そこから殺人を犯して逃亡するというところまではかなり好みドンピシャでそこから行方不明の息子になりすます展開からはちょっと好みとは外れてはいましたがこの映画はなぜだか惹き付けられる魅力があり終始つまらないと思うところが無かったです。
この映画めちゃくちゃにビジュアルが全体的に良かったのも魅力なんだと思います。
そしてこの映画の魅力をより引き立てているのが主人公アレクシアを演じたヴァンサン・ランドンさんのとてつもない演技力ですね。冒頭の車大好きセクシー美女から行方不明の息子として男を演じるという演技の振れ幅に驚きでした。1人の人間が演じているとは到底思えませんでした。
今までにない体験ができた映画でした。
