kirito

兄の帰還のkiritoのレビュー・感想・評価

兄の帰還(2013年製作の映画)
3.0
【怒り】 

兄テオを待っていた15歳の弟ウィリー。
しかし、帰ってきたテオの秘密を知ってしまい…

ウィリーにとってテオは物凄く大きい存在で憧れであるのに、テオはゲイだった。
その一つがどうしても許せず、塞ぎ込んでしまうウィリー。その葛藤が端的に鮮明に描かれていてわかりやすい。

彼はついに他のゲイにあたり、傷害事件を起こしてしまう。

黒人の世界だとまた尚更、叩かれる存在なのかもしれない。
性的少数者の保護をどう図るかこの問題はやはり根深い。

2020.4.24
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