ジャドアバトー監督作品。
主演のピーターディヴィドソンの半生を描く。
脚本はピーター自身も参加しているそうです。
ピーターが自身の役を演じてる訳だから、普段もこんな感じなのかな?
存じて無いかたでした。
ジャドアバトー監督はコメディ作品が多いけれど、この映画はコメディでは無いですよね??
でも、ところどころ、ブラックユーモア的なのをぶっ込んで来る(笑
やはり、コメディなのかも。
シリアスシーンあり、でホッコリシーンあり
でも、えー?!!って引いちゃうシーンあり、ゲラゲラと笑えたり😄
スコット(ピーター)は24歳。
軽い発達障害。
夢はタトゥーの彫り師でタトゥーレストランを開きたい。
職も就かず、仲間とマリファナ吸って過ごす日々。
この4人組がなんともトレスポチック(?)なんだなー😊
スコットのタトゥー練習台は、もっぱら友達3人。
絵が酷くて笑う。特にオバマの顔に大爆笑😂
幼馴染のケルシーはスコットに惚れているけれど、スコットにとってはセックスするだけの相手。
というか、スコットは正直で表現が不器用なんですよねー。
だから、ケルシーは(だけじゃなく周りも)スコットに振り回されまくり。
妹は大学に進学して、家を出る事に。
父親のスタンはかつて消防士だった。
スコットが7歳の時に殉職。
ママ(マリサトメイ)と2人暮らしに。
本当にこんな出会いってあるー?な、ひょんな事から、消防士レイとママが知り合い、付き合う事に。
スコットは、何故、父親スタンと同じ職業の消防士の人を恋人にするのさ!!
と、2人の仲をなんとか阻止しようとするも…。
スコットとレイが大ゲンカをしてしまい、ママがレイもスコットも家から追い出す事に…。
行き場を失くしたスコットは、レイが勤務する消防署に泊まり込み雑用をする事に。
そこの消防士達とスコットの交流がまた良かったんですよねー。
ブシェミ も出ています。古株消防士でニックネームは"パパ"
ここの消防署に寝泊まりして雑用するようになって、スコットの変化が生まれます。
大火災の中、勇敢に消火活動をする消防士達を目の前で見て、目をまん丸くするスコット。
そして、消防士達がお酒を飲みながら、
The Wallflowers - One Headlight
をみんなで歌って乾杯するシーンが良かったなー。
そこでパパ(ブシェミ )から、スコットの父親スタンの話を聞く。
スコットが知らなかった父親の一面。
そして、スコットはレンとの距離を縮めて行く。
背中のタトゥー。
笑っちゃったけれど、泣けちゃうなー☺️
あの猫背な感じや喋りかた。
トラブルを起こすけれど、憎めない感じのスコット。
長い…と言われたりもしているけれど、
嫌な親戚達が集つまる妹クレアの高校卒業パーティーのシーンも必要だと思いました。
クレアの大学のパーティーも楽しそうでしたね☆
画質も好みで、音楽の入れ方も好き。
ストン!と終わるラストシーンも良いですねー。(こういうラストが好きなんです。)
だいたい、スタテンアイランドってNYっていうのは知っていたけれど、どこよ?!
って、ブルックリンのお隣でしたかー!
マンハッタンからはフェリー(無料)で行けるみたいですね。
ピーターディヴィドソンはどのようにして、ショービズ界に入ったか分からないけれど、
ラストシーンで、私なりに想像☺️
……
マリサトメイは何歳になっても素敵☆
マリサみたいに歳を重ねていきたいなー。
スコットの幼馴染のケルシー役には
『ミニーゲッツの秘密』
や
『マイプレシャスリスト』
のベル・パウリー。
ビックリ!!
日に焼けた肌とハスキーな声と濃いメイク。
全然分からなかったです。
スコットの妹クレア役はジャドアバトー監督の娘さんであるモードアパトー。
大きくなったなー。可愛いー!!(親戚のオバチャン目線😅)
……
余談として
2020年
コロナが世界中でパンデミックとなり、二つの映画祭が中止となり、映画館上映もされなかった今作品。
こうやって観る事が出来て幸いです。