河

ジュ・テーム、ジュ・テームの河のレビュー・感想・評価

5.0
自殺未遂した男がタイムマシーンの実験台になって過去の記憶を断片的に生き直す話

そもそも思い出す記憶が時系列にして映画にしても最高にいい映画になってたんじゃないかレベルの終わりの気配が常にあるような美しいもので、それに冷めきったかつ現実離れした青基調の画面と音楽が被さって、かつそれが走馬灯のように断片的かつ曖昧に流れる、けどそれはその人の脳内で起こってるだけで第三者から見たらただの実験台の人間っていう

逆に言えば、記憶があるからこそって言う話だから本当に見てよかったなと思った

過去に戻ったら水の中にいたシーンでの薄く青基調だった画面が一気に青くなる瞬間の感動すごかった
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