リプリー

トランスフォーマー/ビースト覚醒のリプリーのレビュー・感想・評価

4.0
ドルビーシネマ3D字幕版にて。
このシリーズ、マイケル・ベイ監督の一作目から全部劇場で見ていて。シリーズとしては特に好きというわけではなく、どれも1回見たきりなのだが、もはやここまでくると半分意地で今作も。

結論、想像以上に楽しめた。
オプティマスを始めとする味方側が一気に揃う瞬間や、負け戦覚悟で飛び込む際の掛け声など、素直に上がる。いい意味で対象年齢6歳という感じ。
お話も予告の段階で「人間が変形ロボ見て驚く展開、毎回やるの?」と腐していたが、とにかくサクサク進むから気にならない。セッティングもその後の展開もウダウダ長くなく、近年のこの手の大作にしては普通の上映時間に収まっている。
もちろん、いくら何でも主人公がヒロイックな行動を取りすぎるとか、何であのタイミングであの光線が出たのか理屈がよくわからないとか、緩いところは散見される。
でも、前者は少年漫画のヒーロー然としてスッキリして好印象だったし、後者はビーのアクションがカッコよかったのでまあ良し!

それにしても、一作目を見たのが学生のときで、いい年した大人になってもこのシリーズのためにいそいそと映画館に足を運んでいるとは想像もつかなかった。
ラストに「えー、そっちとつながるの?」というサプライズがあるが、一体いつまで続くんだろうか…。