"…ついに、奴らに見つかってしまった…プライムよ…全ての生き物が滅んでしまうだろう…"
その鍵/トランスワープ・キーがあれば、オートボットはサイバトロンに帰れるのだ…
ミラージュが連れてきた人間ノアの協力を得て鍵を奪おうとするオートボットの前に現れたのはあらゆる惑星をそれこそ喰い尽くす、宇宙一最恐の災い"ユニクロン"…
スカージに鍵を奪われ、絶対絶命となったその時…
まぁ、弟は夢中になって観ていましたが、"トランスフォーマー"にそれ程思い入れの無い私ですが、何故かマイケル・ベイのシリーズは全部観ていまして…
そういやゴリラがコンボイなシリーズあったなぁと…その程度の認識しか無かったマクシマル…"ぎょんぎょんぎょん"としか表記出来ない効果音の中変形して、マイケル・ベイ印の派手に街をぶっ壊して…なんて軽く考えていたら…なんのなんのコレ面白いですよ。
話は単純…人類、オートボット、マクシマル…バラバラだった三種が、最恐の災いを前に"宇宙を一つ"の狼煙をあげ、ハチャメチャアクションを展開していくという…
マイケル・ベイが監督していた一連のシリーズは最初こそ変形ギミックと派手派手なぶっ壊し具合が良かったものの、いかんせんマンネリ化して尻窄みとなった印象が強く、キャストの入れ替え等で新鮮味を出そうとした努力は認めますが、"飽きた"というのが本音…そこを上手くクリアしてきたのが本作でした。
…まぁ、オプティマスプライムがブレブレなんはご愛嬌でしたが、その他キャラが一人一人立っていて中々の見応え…人類側のキャストが地味という意見もあるようですが、私的にはコレくらいが丁度良いのでは?と感じます。
シャイア・ラブーフやマーク・ウォルバーグでは目立ち過ぎてオートボットとの絡みでバランスの悪さを感じていたので、コレくらい薄いキャラの方がストーリーの邪魔をしないのでは?
そして衝撃のラスト…ええ〜っ、もうMCUじゃんと少々食傷気味となりながらも…ちょっと観たいかもと思わせる展開…新たなシリーズとなりそうなのでこれはコレで楽しみかも…
本日は、午前中はミステリアンから地球を守り、午後はユニクロンから地球を守るという梯子鑑賞であったことに今気付きました…