ハル

トランスフォーマー/ビースト覚醒のハルのレビュー・感想・評価

3.8
子供の頃、アニメを見たりゲームをやっていた記憶が微かに残るトランスフォーマー。
実写版の履修を全くしていない状態の鑑賞。
若干の不安は残しつつも、そろそろ公開終了しそうなため慌てて突撃。
しかし…心配は杞憂に終わる。
ド派手なバトル・アクションの連続とスタンダードでわかりやすいストーリー展開によって、断片の思い出を照合しながらハイクオリティーな映像体験を満喫。

乗り物型の宇宙人が突然目の前に現れても僅かな驚きで順応できてしまう主人公…そんな違和感を気にしてはダメ!
細かい事はすっ飛ばして、話はどんどん進んでいく。
トランスフォーマー達、一体一体がクセ強なので、好きなキャラクターを見つけられたら世界観にハマれるかも。

強いのか弱いのかよくわからないラスボスだったり、いつの間にか地球の命運が託されていたり。
混雑した流れそのままに大団円。
今作のバトルシーンは大人数対大人数がベーシック。
VFX満載でシリーズオリジナルの“ウリ”をしっかりアピールしていた。

MCU系や他のハリウッドアクション大作が楽しめる方にはおすすめでき、ファミリー鑑賞するのにもよく練られた作品だと思う。
車好きの人にも最適だね。
また、アバウトな知識さえあれば十分という事もあり、参入障壁も低め。
この系統の作品に求める要素は十二分に詰めこまれている。
大雑把すぎる構成の受け止め方は好みの分かれるポイントだけど、脳死で没入したい時にはお勧めできる一本。
ハル

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