トレイラー観てから今か今かと期待し続けた待望のシリーズ4作目。
鑑賞前に169分というランニングタイムで何となく悟ってしまった、、本当に大好きなシリーズだった。
基本フィルマにあらすじが載ってる時はあらすじは書かない。よって作品の印象のみレビュー。
世界観はチャプター3から変わらず、今回もNY、ヨーロッパに加えしっかり日本が登場。前作でマーク・ダカスコスがあんまりな日本語を使っていた反省点からか真田氏、リナ・サワヤマなどちゃんとした日本人を配役し日本語セリフは全て自然に改善。ハリウッド映画にありがちなトンデモ日本感は今回もあるにはあるが、許容範囲で寧ろ大阪コンチネンタルホテル泊まってみてー!って思ってしまった。梅田駅も良い意味で日本感がなくなってて笑ってしまった。笑 (日本ロケはまずしてない)
あとチャプター3からの流れで多種多様なハンター達がちと多くなりすぎて、そいつらの見せ場も用意されるためせっかくのジョンのガンフー無双も印象がやや薄くなってしまっているのが個人的に残念だった。以前の様にもっとジョンにフィーチャーし彼の闘いっぷりや戦術で中二心をくすぐって欲しかった。ヌンチャク使用も良かったが今一度ジョンという殺し屋のカリスマ性を強調しても良かったのでは。
それでも新キャラとしてドニー・イェン(予告でかっこいいけどクセのある動きはそういう事だったんね)やビル・(ヨダレなし)スカルスガルドなど新しい風を投入し、ロケーションや戦闘アクションの見せ場などもアイディアに満ちた多彩な作りによって、約3時間弱ある作品にも関わらず飽きずにエンディングまで一気に観れた。
決闘後、ジョンを含めた景色が宗教画の様に美しかったのが印象深かった。
今後スピンオフなどある可能性はあるが約10年間楽しませてくれて本当にありがとう!