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ジョン・ウィック:コンセクエンスのRENのレビュー・感想・評価

4.5
ジャパンプレミアにて。
チャド監督がシリーズ最高傑作を送り出した。追い詰められたジョン・ウィックの行く末。そこで“報い”を知る。
闘争と逃走の過程で垣間見える淑とした気品。殺し屋の映画でこんなにもオサレな作品は無い。やや冗長な部分はあれど、静と動の緩急が心地よい。
大阪のパートが思いのほか長く設けられていたのは日本人的に嬉しい部分。ハリウッドでは刀しか使わないことに定評のある真田広之にも新鮮味のある見せ場。
そしてやはりドニー師父のアクション。盲目の役はローグ・ワンでもあったが、今作はそれを超えるスピード感。速い。速すぎる。
壮大なスケールとアクションに演出。シリーズを通してこの作品は芸術に成った。アクション映画という1つのジャンルから新たな伝説が生まれた。
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