このレビューはネタバレを含みます
2023/9/14
飛行機のエンタメで国内公開前に視聴。
ちょっと音が悪かったり、画面の画素が低くてしっかり観れてないところがあるものの、
シリーズ最後を飾る最高の殺し屋映画では…
他では類を見ないカットの殺しばかり。良い。飽きない。
そして旧友の彼もとても良い殺しをする。殺し方が独特で良い。
そしてジョナサンはほとんど喋らない。シリーズ最初と比べるとますます喋っていないような気がする…気のせいか…
犬は死なずに救われます。ちゃんと犬への愛も込められているのが一貫していて好き。
ただジョナサンが死んじゃうなんて………静かに死んでいったから信じられなかった。シリーズ終わりなのかな。次誰かにバトンタッチするかのような、含みのある終わり方だった。
2023/10/3
二度目は映画館で。
本映画の素晴らしさをTwitterの記事で読んでいたら、ちゃんと劇場で観たくなって隙間時間にひとり劇場へ駆け込み。
シリーズの有終の美をじっくり噛み締めた。
いろんな国籍の人が出ていて色んな言葉が飛び交う（飛び交うほど台詞はないけど！笑）のも個性豊かで面白い。
二度目の発見、意外とジョンはアクション時声出てる。
それと、益々感じた、この映画のアクションシーンほど面白いアクション、なかなかない。最新にしてほかに類を見ないアクションシーンを編み出している演出に拍手…。
右手でドアのない車を運転しながら、追跡者の周りをぐるぐる回って、左手に持った銃で何人も命中させるとか、
一番ブチ上がったのはサン・クレール寺院にたどり着く階段の前にある建物に入って殺りあうとき、追跡者の持ってた火を吹く銃をジョンが使い始めた途端のシーンよ。
あのBGMはずっとサントラで聴いてたし、カメラが上からのアングルで、火を吹いて次々人を燃やして殺していく（焼死する前に銃弾で死んでるから意味ない）派手さがよく見えるのもいい。
ケインのスティックでちょこちょこ3点刺して痛めつけるのも洒落てて、芸のよう。
いやぁ、何度も見れる。けど死んじゃうの悲ぴよ。一緒にジョンとコンチネンタルホテルのコンセルジュの死を悼もう。
