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ジョン・ウィック:コンセクエンスのMAOWのレビュー・感想・評価

2.4
『ベイビーわるきゅーれ』の伊澤彩織さんがスタントで参加してるので、
Netflixで『ベイビーわるきゅーれ』再鑑賞したついでに見てきました。

いやー、やっぱIMAXの破壊的なまでの重低音たまらんですね。

オープニングの拳打ち付ける効果音、かっけええええ。


だが!
結論から言えばそんなに面白くない!


けど、良くも悪くも、今後の映画史に影響を与えるのではないかとも思う。

「スーツ着とけば銃弾は気にしなくておけ」とか画期的やろwww
もはや「スーツ着とけば結構な高さから落下しても無傷」までやってるからねwww

しかもそれをさも当然のようにやるからほんまおもろい笑


さも当然と言えば
「クラブでの殺し合いのさなか、気にせず踊り散らす周りの人たちが、
頃合いを見計らって突如逃げ惑う」くだりとか、

「ランドアバウトを走行している一般車が、
頃合いを見計らって突如全員停止する」くだりのような

いわゆる「ご都合主義」な展開は、
なんかもう開き直りすぎててそこまで気にならなかったwww



あと、ラストのクライマックス、
真上からの画角で「強制スクロール」みたいな流れでアクション見せるところ。

あれすごすぎでしょ。
あんなの初めて見た。
この映画はあれ見るためだけにあったと言っても過言ではない。
眠気と疲れ吹き飛んだ。

その他のアクションも、
例えばランドアバウトでの
「キアヌが敵の周りをグルグルしながら撃っていくシーン」とか
「走行中の車を利用して敵を叩きつけるシーン」とか、
画期的なんよwww
(カー・フーらしい)

あ、盲目おじさんの早すぎるアクションも最高でした。


ラスボスを倒すロジックも、
決闘の対象を入れ替えて、使ってない弾で殺すのは関心。



あとはちょいちょい入る息抜き(間抜け)シーンが何気に好き。

ランドアバウトでバスが通り過ぎる隙にマガジンチェンジするところとか、

ヌンチャクが顔に来るから顔ガード…!からの変な間があってのお腹に攻撃とか、

登り切った200段の階段全部転がり落ちる(ジョンウィックの人生のメタファー?)とか

なんかたまにあるんよね(笑)


一作目の「しっかり殺す」テイストは薄れてきてるから
もっとこういう「変な笑い」をどんどん入れて長寿映画にしていくべきだと思う。



ほんでね、駄目なところね。
上映時間が長すぎる。

ダラダラしてるシーン多いし、
「決闘を申し込むためにファミリーに入るためにデブ殺す」のくだり必要あった!?笑
ポーカーする必要ありました!?www


犬と黒人もいまいち存在意義が見出せない。


アクション自体もドタバタやってる展開が
ラストの俯瞰ショット以外差別化できてないから、見てて飽きるんよね。



あ、「とんでも日本」は楽しかったです。
大阪なのが身近に感じられて嬉しかったし、あんな「梅田駅」見たことないです笑

外国人からしたら、とりあえず日本は常に桜舞ってると思われてるのかね笑

日本人は殺しに弓矢を使うし
相撲取りは素手で拳銃押さえ込めるし、
日本人最強。
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