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ジョン・ウィック:コンセクエンスのmsyのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

チャプター3の終わりで、マトリックスの2人が遂に手を組んだ……!と高まった期待には応えられなかったものの(モーフィアスはパリに応援来ただけだった、あと犬のお世話してくれてた)真田広之、ドニー・イェンが出てくるJWが観られるだなんてこのまま映画館の座席で死んでもいいなってくらい幸せだった。
宇宙広しといえど、JWと戦うのにハンデもらうんじゃなくてあれだけのハンデ取られる人はドニー・イェンしかいないと思う。ローグワンに続き盲目だなんて、度肝抜かれました。さすが宇宙最強と謳われた男。一方で娘のバイオリン演奏を聞いて優しい顔のドニー・イェン。大阪コンチネンタルの厨房戦でまずは麺類で腹ごしらえのドニー・イェン。仕込み杖のドニー・イェン。動きが1人キレが違いすぎるドニー・イェン(厨房戦のあれは詠春拳では)。パリの階段戦でまさかのジョンと共闘するドニー・イェン………😭
決闘の前「来世でまた会おう」と言ったケインに対してyeahと言わなかったジョン、ここで死ぬつもりはなかったと思いたい。主席連合から解放されたジョンはどう生きるのかが見たい。墓石という形でENDは可視化されたけど、ジョンの物語はまだ膨らむはず…焦らずチャプター5を待ちたいと思います。

シャロンの退場はとても寂しい。犬を預かってくれたり前作ではジョンと一緒に主席連合と戦った。最高のコンシェルジュだった。

侯爵の部下たち、みんないい体でスーツがパツパツ、JWくらい死なないマルコサロール、スペイン語も相まって良きだった。それからイップマン完結に出てたスコットアドキンスが出てきたけど特殊メイクで誰か分からんかった、けどめちゃくちゃ強いし華麗な回し蹴りを思い出してあとで納得したし、リナサワヤマも眼差しの強さがJWの世界にピッタリ、敵との体格差を活かしたロッククライミング方式のバトルには拍手だった、真田広之と親子なの最高。大阪コンチネンタルもすごい良かった。力士のボディガードでサンクチュアリの静内出てた!でも大阪ロケは全然できなかったんだね…パリはめちゃくちゃすごかったやん…地理地形が活かされててパリ・フーやったやん…大阪も舞台いっぱいあるのに本当にもったいないです。(梅田のHEPとかNYコンチネンタルと建物の形は似てるし笑)大阪パートはリナサワヤマとドニー・イェンを結びつけたエピソードとして今後に生かされることを願います!ジョンの仲間が増えて大団円…なんてそんな感動は望まないけど…どんなキャスト出てきてもジョンの魅力は増すばかりという仕組みなのでこれからもどんどん出てきて欲しいです。
「ノーバディ」氏と犬の配置も上手いなあってなった。決闘に立ち会う流れも自然だったし必要だった。侯爵の小物感と死にっぷりも素敵で、長身が描く孤が美しすぎた。耐防弾スーツ対策の炎出る銃をジョンが手にして無双のところも痺れた。俯瞰で見るJW。まだアクションの見せ方に伸び代があるこのシリーズ。人智を超えてる。とりあえずドラマ「コンチネンタル」も始まったのでしばらくこの世界から抜け出せそうにない!
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