ノラネコの呑んで観るシネマ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

5.0
途方もない。
全編徹底的に決め込まれた動くグラフィックノベルは、169分に渡って供されるアクションのフルコースの趣で、満腹感半端ない。
ドニー・イェン、真田広之へのリスペクトも熱く、全てのアクション好きが心震えるだろう。
夏の「ミッション:インポッシブル」と比べると、こっちは同じアクションでも「殺す」に特化してるので、ストーリーを含めてベクトルが明快。
9年前の一作目から、ずいぶんと長い旅だったが、修羅の道に生きる殺し屋たちのドラマとして、完璧な完結編だろう。
また下町ジョン・ウィックこと「ベイビーわるきゅーれ」の伊澤彩織が、リナ・サワヤマのスタントダブルで参加してるのも、個人的に胸熱。
ところでエンドクレジット後にエピローグがあるので、絶対席を立たない様に。
作り手の皆さん、お疲れ様でした!
ブログ記事:
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