すいかのたね

ジョン・ウィック:コンセクエンスのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「出来るだけ多く殺していってくれ」
「オス!(オフコース?)」
というやり取りが好きだった今作。前作はアクションは良かったですが、話がちょっと微妙だなと思ったので、実はそれほど期待してなかったのですが…今作は1に比肩するくらい面白かったです!

ストーリー
殺し屋界からはじかれて常に狙われる存在になったジョンウィック。「その御触れを出してる人を殺せばよくね?」といういつもの考えでは何も変わらないので「ちゃんとルールに則って正式に白黒つけましょう」というのが軸で、中々単純で良かったと思います。前作が主従関係やら義理やら地味に難しく、こういうスッキリした話の方が合ってるなと思いました。

アクション
まあ言うまでもないですが良いですね。個人的には大阪コンチネンタル戦と凱旋門戦が好きでした。大阪はキアヌのヌンチャクアクションが良かったですが、キアヌだけじゃなくて、真田広之やリナ・サワヤマが結構活躍しているのも良かったです…けど、アキラさん弓矢もって飛びかかって至近距離で撃ってたのはちょっと笑った、まあ重装甲なので遠距離より良いのでしょうが笑…そういや手裏剣あったけど使ってたかな?
全体ではドニー・イエンもノーバディさん+犬もしっかり見せ場が多く、見せ方も上から映したり、引いて見せたり工夫されていて良かったと思います。
難点を挙げるならキーラ戦がちょっと長かったかも?…でもキーラは見掛け倒しではなく結構強くて驚きました笑。

キャラクター
真田広之とリナ・サワヤマのキャラが地味に好き。特に真田広之はもうちょっと活躍して欲しかったですが途中退場してしまいちょっと残念。
他、おなじみのキャラクターは変わらず良いですね。特にジョンは妻を愛した男ということでちょっと原点回帰感あるのが良かったです。

ラストとオマケ
まあ死んでないでしょジョン・ウィック笑。いやーでも報いというタイトルからすると?…でも次回作もあるらしい?どうなるのでしょうか。
オマケ部分は報いってタイトルからはしょうがないか…。でも正直「これがオマケかい!?」ってちょっと何とも言えない気持ちになりました笑。おまけ映像前に席を立ってる方多かったな~、やっぱり最後まで油断なりませんね。

総じて良かったと思います。5があるなら生死よりも、どうやって復帰させるのかが問題になる気がしますが、やるのであれば是非観たいと思います。
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