kazマックスグローバーレッド

ジョン・ウィック:コンセクエンスのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

4.0
前作のラスト見た時は早く続きが見たくてゾワゾワしたんで今回の新作は楽しみだったし、予想以上に面白かった。2時間49分もあったんや、充実した時間だったわ。

シリーズを追うごとにアクションがより過激になりカメラワークも凝っていて、『スネーク・アイズ』デ・パルマ監督ばりの天井くり抜き移動撮影、『少林寺木人拳』の熱鐘根性焼きやウォルター・ヒル監督『ウォリアーズ』の黒人女性口だけショットのレコードリクエストに合わせたアクションとオマージュが素晴らしい。

キアヌのヌンチャクさばき、太ももパンパン階段無双などなど、どれもこれも何なん?!めっちゃ面白いやんか!ドニー・イェンvs真田広之に至っては別の映画を見てるみたい、確かこれって『ジョン・ウィック』よね。ドニー・イェンの役が『ローグ・ワン』と被ってるのは狙ってやってんのかな。

ちょうどアマプラでウィンストンの若き日を描いたドラマ『ザ・コンチネンタル』の第1話も見たばっかりなのでそっちはそっちで続きが気になるところです。


監督のチャド・スタエルスキといえばスタントマン出身でかつては『クロウ/飛翔伝説』で亡きブランドン・リーの代役を務めてたことで有名、『ジョン・ウィック4』に出演してるビル・スカルスガルドがリブート版『クロウ/飛翔伝説』に出演するって話もあるし、ブランドンの父ちゃんブルース・リーをリスペクトするドニー・イェンが『ジョン・ウィック4』出演ってのも何だか不思議な繋がりだわ。

最後にやっぱりワンちゃんのシーンでホロッときて笑わしてもらった。