labyrinth

ジョン・ウィック:コンセクエンスのlabyrinthのレビュー・感想・評価

3.1
 まず先に・・・・・全作品出演、この作品では、出番シーンは少なく残念でしたが、体格の良い身長に高い黒人のホテルのコンシェルジュ役で知られる俳優のランス・レディックさんが、今年3月17日に60歳で他界されました。ラスト完結まで、主人公を陰ながら支える役、素晴らしい記憶に残る俳優さんでした。
シリーズ4作目まで『ありがとうランス・レディックさん』

 今回も先に気付いた事を1つ。

物語のはじめに、コンチネンタルホテルにデカイ砂時計を運んでくる役、ラストに主人公に見届け人で『主席連合から解放宣言』を伝える役の主席連合の工作員ハービンガーさんの指が1本が無い!のに気付きました?
主人公と同じ位置の指が!(主人公が、前作で砂漠の中のテントで、主席連合に戻るため、指1本切り落としている)
もしかして、主人公と似た人生送っていたのかな?そして、はじめから応援していたのかも?

さて映画題名でもある『ジョンウィック・コンセクエンス』
コンセクエンスの意味『過去の行動、状況などの事態、結果、結論、特に好ましくない結果』・・・・・この言葉・意味が、今回の作品ストーリーそのものポイ感じでした。
寂しい題名と映画見た後に思えました。ジョン・ウィックのエピソードゼロで、続いてほしい。

さてさて、この作品、スタートまもなくから、銃撃戦で銃に刃物にSHURIKENまで。ひたすらノンストップで、テンポ良い流れです。映画の前にトイレ行っといてください。

 裏社会の伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。
シリーズ フィナーレでもあるのか?
アカバ・ヨルダン、大阪、ニューヨーク、パリと場所を転々します。

そして、俳優さんも豪華。
中国から『イップ・マン』のドニー・イェンさん。
日本から真田広之さん。
『マトリックス』のローレンス・フィッシュバーンさん。
個人的に外せない好みの俳優さん。ホテルの支配人イアン・マクシェーンさん。

格闘・アクションも俳優軍もよかったです。

ザックリにストーリーですが、
地下に身を隠し、体の準備も整えていた。時が来て、主席連合から結婚指輪取り返し、自由になるため、動き出す。
場所は代わり、組織の高官は、ホテルの支配人の目の前で、ニューヨークのコンチネンタルホテルを閉じ、爆破、そして、ホテルのコンシェルジュを殺害。
組織は、主人公の友人の盲目の殺し屋を強引にジョン殺しの命令をする。

また場所は代わり、主人公は日本の友人の勤める大阪のコンチネンタルホテルに行く。
ネオンのバック、ホテルの屋上で桜を見ながら主人公と友人(ホテルの支配人)は、お茶を飲んだり、ウィスキーの山崎飲んだり、関取風の取り巻きがいたり。
でも、ゆっくりすることもできず、組織の襲撃・・・・・。

ちなみに移動シーンでは、梅田駅の地下鉄も出てくる。

そして、ニューヨーク、パリへ。
戦いを終わらせるため、丸く終わらせるため、
組織の高官と1対1決闘を申し込みます。

決闘の場所と日と時間が決まる。
日の出6時。サクレ クール寺院。
(決闘の場所には相手は既にいる)
しかし、主人公が、決闘地まで簡単には向かうことはできず、組織の悪巧みが!
ノンストップの銃撃戦に格闘。
目が追い付かないぐらいのアクションシーンは、
凱旋門前の流れる様に次から次に来る走行車の合間合間で、格闘&銃撃戦シーン。
くるくる回りながら、主人公1人運転に銃撃戦は、流石伝説の殺し屋男です。

そして、ギリギリ、サクレ クール寺院へ。

決闘直前、こんな言葉を交わします。

『死にしがみつくものは生き、
生にしがみつく者は死ぬ・・・・・』

決闘始まりです。

自由を手に入れたのか?・・・・・フィナーレは、映画館で見てね☺️。


『お前にとって真の自由とは死ぬことだ』
labyrinth

labyrinth