がらがら

ジョン・ウィック:コンセクエンスのがらがらのレビュー・感想・評価

4.5
『ジョン・ウィック』完結。

これでもかとアクションを詰め込んだ、足し算アクション映画の1つの到達点。

IMAXで鑑賞。IMAX画角ではなかったけど、音が半端なかったからIMAXで良かった。

真田広之が日本刀を振り回し、ヤクザと特殊部隊がバトルする中、ひとりラーメンをすする盲目のドニー・イェン、この映画最高だろ。

キアヌ・リーブスと真田広之とドニー・イェンが出るアクション映画ってそりゃ面白いに決まってる。真田広之のアクションも勿論良かったけど、やっぱドニー・イェンのアクションのキレが異常、1人だけ早回ししてるんじゃないかと疑うレベル。

相変わらずひたすら殺し屋に襲われるジョン・ウィックが可愛そう。でも今回は3〜4の間で一旦完全回復しているからか、3よりも動きが良かった気がする。クライマックスの階段で落とされた時はどんだけジョン・ウィックを苦境に立たせるんだと泣きそうになったけど、そこからの展開が最高で、ぶち上がった。

上からの俯瞰カメラで撮影した長回しアクションシーンが新鮮だった。シリーズが続くほど上がっていったスーツの防弾性能に合わせて、最大級まで銃火器の火力が上がっているからこそ、俯瞰カメラで撮影しても迫力が落ちていないのが面白い。というか今更ながらあの防弾スーツの発想が天才的、銃を当てながらでも長くアクションできるし、ヘッドショットをするガン・フーとの相性も良い。

1と2〜4は別物だけど、結局全作面白かったし凄いシリーズだった。
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