このレビューはネタバレを含みます
IMAX/2D/字幕
開始直後の重低音でIMAXの勝利を確信。前作でも思ったけど、音響かなり大事。
もし自分がアクション映画関係者だったら、「もう今の客ってこの物量と密度じゃないと満足しないの???」って焦ってると思う。気づけばストーリーなんてものは無くなり、絶え間ない高水準アクションのみで満腹にさせられる『ジョン・ウィック』シリーズの極地にして完結作。…だったらしい。知らなかったわ。「死亡扱いにして足を洗った」と取れなくもないラインだけど、とりあえずは綺麗に終わったね。
上から見た2Dゲームっぽい長回しアクションとか、ここに来て新鮮さを提供してくれるのも嬉しい。また一作目と比較すると、主人公からモブまで全員の耐久値がカンストしているあたり、ゲームっぽさは映像だけではなかった。終盤のスキルゲージMAX感。
真田広之のホテルでキアヌ・リーヴスとドニー・イェンが戦うとこで夢でも見てるのかと思ったけど、終盤の共闘でブチ上がった。かつて『エクスペンダブルズ』から得たのと同じ種類の興奮。ケイン主役でも一本観たい。
"LOVING HUSBAND"、めちゃくちゃかっこいいので真似します。独身でもやります。