うどん

ジョン・ウィック:コンセクエンスのうどんのレビュー・感想・評価

4.0
公開初日にIMAXにて鑑賞してきました〜!!米国での公開からずいぶんと待ちました…。

長いっっ!その分、アクションが充実!!

予告編がかっこよすぎる、今回はドニー・イェンも出演、悪い侯爵がピエロの人、ということで期待値MAXでした。

前作の公開時はこれまでの復習が流れたけど、今作はいきなり本編、しかも響き渡る拳の音から始まるので、どんなアクションが始まるのかと興奮したー!
169分はさすがに長すぎたけど、その分、一つ一つのアクションシーンがたっぷりで、脳のキャパを超える濃厚さに満足すると同時に、余韻の凄さに思考停止。どのアクションも予告を超えてきたので、ここでアレコレ語るより、もう一度見たい。

もちろん、ストーリーにツッコミ所はある。なぜジョンは真田さんの元に行った?、"名のない男"はなぜジョンに詳しい?、とかとか途中で思うところはあるけど、そんなの吹っ飛ぶくらい、凄まじい戦闘が今作では繰り広げられていた!
ただ、個人的にお気に入りなのは、ポーカーのシーン。静けさの中で、男たちのいろんな思惑が絡んでいて、天井のプロペラの音とともに緊張感を煽る演出で楽しかった。

今作のジョンがシリーズの中で一番無双なのは、最終章だから仕方ない。さすがに、終盤の「蒲田行進曲」超えの階段では「えー!!」となったけど。楽しみにしていたドニー・イェンが盲目とは思えないキレキレさを見せてくれたのと、侯爵の悪っぷりにニヤリとし、新キャラたちもなかなかの働きぷりだったので、お腹いっぱいです!私的には、劇中で中立の立場ながら存在感のあった"告知人"の詳細が気になります…。音楽も全編通して好みだったし、キアヌの日本語含めて、もう本当にごちそうさまでした!

最後に。シャロンを演じたランスさんのご冥福をお祈りします。シリーズ全体で素敵なキャラを演じていただき、ありがとうございました。
「ジョンウィック」シリーズ、とても楽しかったです。アクションに懸ける情熱が伝わってきて、作品毎の戦闘シーンの魅せ方、殺し屋たちの世界観にワクワクしました。これからはスピンオフのドラマ・映画を楽しめたらいいなあ。
うどん

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