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ジョン・ウィック:コンセクエンスのsuqのレビュー・感想・評価

3.5
ドニー・イェンが演じる盲目の役柄を観るのは『ローグ・ワン』('16)チアルート以来。チアルートに比べると重心が低く遊びの多いアクションで、キャラクターとも合っており見応えがある。
対するキアヌ・リーヴスは、第1作目に比べるとアクションが緩慢になっている。しかしそれは俳優の衰えというよりも、どこまでも続く不運と殺戮に疲れ切ってしまったジョン・ウィックの姿であり、物語のクライマックスに相応しい痛ましさとして目に映った。
真田広之は、登場シーンが短いながらも、全身が写る画角での身体捌きや納刀が美しい。三者三様の見せ場がある。
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