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ジョン・ウィック:コンセクエンスのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.1
これぞアクション映画の到達点!
瞬きの許されない格闘の連続。シリーズ4作目にしてまだこんなアイデアあったんかと驚くばかり。ガンフーほか、しまいには伝統の決闘まで付け入る隙を与えない究極の長尺アクション。

いやぁ熱い!
シリーズ4作目だというのに、こんなアクションあるんか!とアイデアが枯渇することないのが凄い。

アクションは完全にケインことドニー・イェンの独壇場だったってぐらい魅せられたんですが、キャラとしてはトラッカーことシャミール・アンダーソンとワンコが最高でしたね。
このバディあってこそ物語として楽しませてもらえた。スピンオフないかなぁ。
いま観ているAppleTV+ドラマ『インベージョン』にも出演しているので、なんだか贔屓目で観ちゃったのもあります。

そして、今回スクリーンデビューしたシンガーソングライターのリナ・サワヤマ。
彼女もアクション面の見せ場がたくさんあり、なかでもお馬さんごっこアクションは最高でした!
あれまさに伊澤彩織さんのスタントっぽい動きでニヤけちゃいましたね。

167分の長尺ではあるし、やはり長さはそれなりに感じたわけですが、正直シリーズで一番面白かったです。
っていうのもキアヌのほか、ドニー・イェンや真田広之、シャミール・アンダーソンといった主要キャラの魅力と濃さですよね。
今回ラスボス的な立ち位置の悪役だったビル・スカルスガルドも半端なく良かったです。本当腹立つし、この手の作品のあのキャラだと戦闘は雑魚ってのが定石なんですけど、途中めちゃくちゃエグいことやります。
ただものじゃない感を出してくれて一層魅力が増しました。スーツ姿もたまらなくカッコよかったですね。

いやぁチャンスがあれば、もう一度スクリーンに観に行きたいです(実はスコット・アドキンスあたりでちょっと寝ましたw)。

〈キャスト〉
ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)
ケイン(ドニー・イェン)
グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)
バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)
シマヅ・コウジ(真田広之)
トラッカー(シャミール・アンダーソン)
シャロン(ランス・レディック)
アキラ(リナ・サワヤマ)
キーラ(スコット・アドキンス)
ハービンガー/告知人(クランシー・ブラウン)
カティア(ナタリア・テナ)
チディ(マルコ・サロール)
ウィンストン(イアン・マクシェーン)
力士(田代良徳)
首長(ジョージ・ジョルジウ)

※2023年新作映画133本目
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