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ジョン・ウィック:コンセクエンスの06のレビュー・感想・評価

4.2
アクションへの愛とケレン味が詰まった傑作。30秒で3回人が車に轢かれて、222段の階段から皆が転がり落ちるのに大笑いしてしまった。ストーリーはないに等しいが、満身創痍でパリの街を走るウィックを観ているだけで大満足。真田広之は美味しい役どころだし、ドニー・イェンの名優っぷりも光る。勿論犬も大活躍。さすが!!

この映画一番の発明は「超防弾性スーツ」ではないだろうか?これのお陰で銃撃戦でも中々人が死なない。撃たれたら逃げるという防戦一方のアクションが、スーツで防御しながら銃撃に飛び込むという攻めのアクションに転じて、より殺陣の魅力がましている。ゲーム画面のように俯瞰アングルで部屋を移動していく一連のカットは白眉。
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