まめちち

ジョン・ウィック:コンセクエンスのまめちちのレビュー・感想・評価

5.0
駐車券の無料サービス、受付のお姉さんにお願いしたら「6時間付けときました…!」って言われて足がガクガクしましたが、しっかりおトイレ済ませた上で挑んでまいりましたシリーズ最新作にて最長169分の超大作!「ジョン・ウィック:コンセクエンス」字幕版!長い!長すぎる!!だってずっとアクションでしょこれ!?まじか!?


◇ひとこと感想

ああああ、こんなに長いのに「行間」が多いぃ…。コウジとケインと、なんだったらマーカスとかソフィアとかジアナとかサンティ―ノも含めた、若い頃に色々あったってそのハナシ、もっと聞かせて欲しい…。平家寿司のゼロ店長・著「オレの推し:ジョン・ウイックの人生」みたいなやつくださいィ…。あっ、めっちゃ面白かったですー!

以下、ネタバレ含むよぉー。


◇ネタバレ含むフタコト感想

世界観の細かい話で引っ張るのかと思ってたから、ジョンの物語に終始したものだったのが意外といえば意外でした。ケインはきっと「いたかもしれない、家族を持った自分」だったんですね。そう思うとスタッフロール後のカットがものすごく切なく悲しく、でもこれが彼等の生きる世界のコンセクエンスなんだという説得力で終わらせてくるの、めちゃくちゃエモ言われませぬ。

…っていう結末を見せるためならもっと情緒的な会話とか、美しい思い出とか、きれいな風景とか、ラブシーンとかも含めて表現できるだろうに、169分かけてトンチの効いた殺人術を見せつけることで描き切るとか、まあまあ正気の沙汰じゃないですよね、サイコー。

ジョンの死はウィンストンに偽装され…、的な事で【5】に続けてもいいし、このまま彼の伝説は終わって別の誰かにスポットあて直してもいいし、作品としてここですべて完結しちゃってもいいし、で、シリーズものの映画としてはこの上ないイイ形で終了してるのは素晴らしいなと思いました。いやー、満足。ひとまずドラマ「コンチネンタル」はまだまだ楽しめそうだし、外伝の「バレリーナ」の公開も控えてるから、引き続き世界に浸れるからうれしいなぁと思いました。あー、楽しかった。

…あ。そーいえばミスターノーバディ。おまえ、結局なんだったんだ…?ただただ賞金稼ぎたかったマンでいいの…?最後までいたからなんかありそうだったけど、なんもなかったな…?ソフィアが連れてたシェパードの内の1頭が、ご主人の恨みつらみを引き受けて人の姿になって、モロッコからジョンを見極めにやってきたのかなぁとかワンチャン思ったけど、そんなこともなかったね…?なんだったん…?


後日追記した内容や、もう少しダラダラ書いた乾燥文にご興味がございましたら以下ブログに。
http://driedtext.typhoonikka.com/?p=12395
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