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ジョン・ウィック:コンセクエンスのNowLoadingのレビュー・感想・評価

3.9
 本日の一本。本国とタイミング開きまくってるから先日乗った福岡便の機内モニタで半分見てしまった。ただ映画館との差みたいな物はスゴイ感じる。主に音圧。

 初めは小さな話でマフィアと雇われの殺し屋のイザコザだったのに、世界を股にかけ、世界をひっくり返すような壮大な話になっていた。しかもホテルのオーナーであるウィンストンはスピンオフになった。

 それもこれもキアヌ・リーブスが拳銃を構える(CARシステム)あの持ち方が余りにもカッコ良すぎてダーティ・ハリー並みに新時代のスタンダードな構えになってしまったからに他ならない。

 そんな一作が上映時間のおおよそ6割に及ぶ連続のアクションに次ぐアクションで3時間の長丁場をひたすらこなしていく。末恐ろしいものだ。

 初めは64のスマブラみたいなニンテンドーオールスターだったのに今やバンジョーやクラウドなんかが参戦するSwitch版のように映画界を巻き込む大きな台風の目になってしまった感じだ。それだけ根強いファンに支えられているということ。

 個人的な好きなシーンはスタジオの上からウィックが敵から奪ったショットガンの弾を焼夷弾にするドラゴンブレス弾が観れたこと。(CODを思い出すので)めっちゃ映えるし、あれだけ激しいアクションなのにやってるのかめっちゃわかりやすかった。これぞアクションの最先端だ。

 あれだけ不死身のジョン・ウィックがあんなあっさりとしたラストで終わるとは到底思えない。ポスクレもドニー・イェンを続編から退場させるためだけのシーンでガッカリした。一応ここが一つの区切りなのかもしれないが、なんだかんだこのアクションレベルはまず他所では創れないだろう。気長に待ってます。駄目なら別の主人公のスピンオフでもまぁオッケーすよ。
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