ななし

ジョン・ウィック:コンセクエンスのななしのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

まさにコンセクエンス。
ジョンがグラモン侯爵を撃つ瞬間のあのしてやったりの顔!!!!これを見るためにジョンを追ってきたんだ!!!という高揚感。あまりにもすばらしい。

この作品、特に無くても成り立つよねってシーンばかりなのだが、無くても100点。あったら150点のよくばりシーンばかりなのだ!ニンジャや刀を出したいから、
大阪コンチネンタルのシーンがあり、カーチェイスしたいから凱旋門のシーンがあり、俯瞰でのアクションが見たいからあの屋内のシーンがあるのだ!!!

シリーズ全体を通してのテーマはやはり家族愛だろう。妻にしても、娘にしても、もはや代名詞ともいえる犬も入る。この作品は最も犬に優しい映画と言える。金より犬!地位より犬!平和より犬だ!犬を飼ってるヤツは犬を誰よりも愛している。それを終始感じる。大阪コンチネンタルのネオンにもあったように、まさに初志貫徹。

カメラワークも素晴らしい。特にあの俯瞰。ゲームやってるんじゃないかって錯覚しそうになる。改造ARの威力がおかしいよ。その後の階段もすごくいい。流れるようなアクションに目を奪われる。

まさにコンセクエンスな今作、終わり方もコンセクエンスな感じだったので次作がどうなるのか、非常に楽しみ。
ななし

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