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ジョン・ウィック:コンセクエンスのyksijokiのレビュー・感想・評価

3.9
ジョン・ウィックvsイップ・マン
ストーリー不要の2時間半耐久勝負。異種格闘技戦としては素晴らしい相手になってる。特に序盤のコンチネンタルでの攻防と最終盤の階段アクションが最高。脚本は正直あってないようなもの。いや、ない。IMAXか音の良い映画館で見るべし。

1〜3で薄く引き伸ばしてきてるから流石にかなりストーリーや設定は苦しかったけど、そんなん気にならないぐらいのアクション密度の濃いこと濃いこと。ジョン・ウィックの前にありとあらゆる敵キャラが登場してくる姿はさながらストリートファイターのようだった。

日本が舞台になっていると聞いていて少し怖かったけど良かった。外国人がイメージする、サイバーシティ的なテイストでブレードランナーの世界へのオマージュを感じた。そして脇を固めるRinaSawayama と真田広之のアクションやキャラクターも非常に尖っていた。

ジョンウィックといえば銃アクション。今作もフルスロットルかつ鮮やかなキアヌの銃捌きは健在だった。やはり敵キャラからハンドガンかっさらったり銃弾を装填したりするキアヌの姿が見れて良かった。

犬キャラやクスっと笑えるシーンも多く、ストーリー殆ど無いのでジョンウィックの独壇場。あっけにとられてるとどんどんジョンウィックが人を殺しまくる。ラストは荒野のガンマンのようなワンマッチ。長かったけど面白かった。

ストーリー★3.5
キャスト★4.2
プロット★3.3
バイブス★3.8
演出★3.9
音楽★3.7
映像★3.8
全体★3.9
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