Chunkie

ジョン・ウィック:コンセクエンスのChunkieのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 大阪旅行中に時間が空いてなんばのTOHOで観たのは正解だった。

 シリーズの終わりはウィックの死とセットだと思っていたけどまさか今作がそうなるとは。ただ、日本のサブタイトルにもなっている“consequences=報い”が上手い。台詞でも度々登場するこのワードが今作のポストクレジットまで通底する大きなテーマだったのは、個人的に『鎌倉殿の13人』を思い起こしながら観ていた。

 当たり前ながら現代のアクション映画では最高峰の出来なので、コンチネンタル大阪、ベルリン、パリ市街では何回階段落ちするんだという仰天さもあり、カーアクション含めて口あんぐりという言葉が本当にピッタリハマるようなシーンの連続だった。

 マフィアのバカ息子のせいで狂ってしまったウィックの人生が、あのパリの美しい朝陽ととも幕を閉じるのは、唯一の救いだったかもしれない。
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