加瀬

ジョン・ウィック:コンセクエンスの加瀬のレビュー・感想・評価

3.8
ジョンウィックが日本にいることや真田広之やドニーイェンと共演していることには何かに似た高揚感を覚えた。MCUなどに感じる作品間のクロスオーバーするときと同じ気持ちの高ぶりだった。

ツッコミどころも多いがそれも含めて間違った日本文化も好きだった。
弓や手裏剣、刀を使うことに呆れる人もいるかもしれないが、それらを使うアクションが見れることに感激した。

今作も見たことの無いアクションが多く新しい。
俯瞰の長回しアクションもゲームさながらでも面白い。凱旋門周りの道路でのアクションもほかの映画では見れないだろう。今シリーズの一般人が無頓着だからこそできることであってほかのアクション映画では成り立っていないと思う。階段のアクションは長尺であることに意味があった。だからこそ落とされることに重みが生まれたし、助っ人の参戦にも熱くなれた。

映画が3時間と長尺であることで少し間延び感はあったと思う。アクションが沢山見れることは有難いし、アクション映画はそうあるべきだと思うが、3時間ともなればさすがに長い。
階段のアクション以外は削っても良かったと思う。
加瀬

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