CIVIL

ジョン・ウィック:コンセクエンスのCIVILのレビュー・感想・評価

4.3
「できるだけ多く殺していってくれ」「押忍」
チャド監督がキアヌとドニーさんとヒロユキ・サナダの大ファンなのが伝わってきてたいへん良かったです

冷静になると荒唐無稽に思える内容なのに、これでもかというほどのアクションでこちらを夢中にさせる、そのパワーに圧倒された
上映時間の長さが気にならない作品ってやっぱりそれだけのめり込んでいるってことですよね

序盤のコンチネンタル大阪でのコウジとアキラの不器用ながら愛のある親子関係とか、見たいけど見たくないドニーさんVS真田広之とか、ジョンが出てきてないにもかかわらずこれだけお腹いっぱいにしてくれるとは…とこれだけで映画代の価値はあったなと

あとはこのシリーズの特徴的な殺し屋たちの世界、独特な世界観がやっぱりマッチしている
主席連合という絶対的な存在がありながらジョンの味方でいてくれるウィンストンやシャロンたちの安心感…バワリー・キングというよりローレンス・フィッシュバーンの存在感も相変わらずで良かった

アクションに関してはもうどこを見ても最高ですの一言ですね笑
魅せ方としては終盤の屋内戦で俯瞰ショットでのアクションは見たことない撮り方で思わず前のめりになった

最後の最後でシンプルな決着のつけ方をするのも潔い感じで良かった

5作目やるものだと思ってたから終わり方には少し驚いたけど、良い終わり方だったかなと
仮にジョンが出てこなくても、このユニバースは継続してほしいかなぁというのが願望ではあります
CIVIL

CIVIL