もく

ジョン・ウィック:コンセクエンスのもくのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恐らく最終作。
そのため大阪、ベルリン、パリ等の各地で、様々な手法や殺陣でのアクションがてんこ盛りで見られた

簡単に言えば
タイトルの通り『自分の行いへの報い』をとうとうジョン・ウィックが受けた、という話

ただ恐らく本人も報いを受けるだろうことは理解しており、主席側への復讐も果たせたため、終わり方に悲壮感はない
むしろ死に場所を探していたジョン・ウィックにとってはこの上ない美しいエンディングだったのではと感じた
(ウィンストンへの借りも返せたし)

主席側はトップと侯爵が、ウィンストンはコンシェルジュが、ケインは本人が死ぬことでそれそれ自身の行いへの報いを受けており、
1からのテーマが一貫していたことにも好感を覚えた

が、過去作よりも上演時間が長く中弛みが正直多いし、アクションでも基本的にジョンウィックがボコボコにされ続けていたので、以前よりもテンポの良さや爽快感が失われていたように感じた(ポーカーあたりのシーンで結構眠くなった)

大阪が『ザ・外国から見た日本』だったり、都合よく主席の全権を持つ侯爵が現れたり、ツッコミ所はいっぱいあるが、こういうアクション映画で細かい所を気にするのは野暮!と思い気にしなかった

チャプター5は流石にないだろう、綺麗に終わったと思う
もく

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