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ジョン・ウィック:コンセクエンスのmakoのレビュー・感想・評価

4.2
《決着のカウトダウン、始まる》
◎84点

監督: チャド・スタエルスキ。
日本版字幕: 松崎広幸。
IMAX2Dで鑑賞。

ジョン・ウィックシリーズって単体でも楽しめるのかと思ったらガッツリ物語が繋がってます。
私は過去作を観てなかったので、1作から3作まで観て、本作を観てよかったと思いました😊
本作を観るなら過去作は必須です。

★ジョン・ウィック―その死闘の歴史
①『ジョン・ウィック』⋯愛犬の命を奪われ、ロシアンマフィアを壊滅。
②『ジョン・ウィック チャプター2』⋯思い出の我が家を破壊され、イタリアンマフィアを殲滅!
③『ジョン・ウィック パラベラム』⋯裏社会の掟を破り、逃亡!

本作は、裏社会を支配する主席連合の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る主席連合から自由になるために立ち上がった。
逃亡を続けるジョンを粛清するため、その粛清を一任された若き侯爵:グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。
そんな中、日本人の友人・シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる。

グラモン侯爵がとにかく嫌な奴。ジョンの粛清の為なら、ジョンの旧友をも引き込みジョンを倒そうとする。
ジョンの懸賞金は、700万ドルから徐々に上がり続け遂には4000万ドルに!

とにかく、本作のアクションシーンは過去作1!パワーアップしてました⤴️
大阪のコンチネンタルホテルでの死闘、パリ凱旋門でのカーチェイス・銃撃戦、サクレ・クール寺院での222段の階段落ち等、見応えあり!
倒れても倒れても立ち上がり戦うジョンを応援しながら観てました。

そして、本作を観たかった一番の理由は大好きな真田広之さん目当て✨
ジョンの旧友役という嬉しい配役。チャド監督は歌手・真田さんのレコードも持ってるほどのファンでシマヅ役は当て書きしたとのこと。
ジョンとシマヅの関係、素敵でした✨ 真田さんの殺陣、最高でした✨
最高と言えば、もう1人の旧友で最強の刺客・盲目の殺し屋ケイン役のドニー・イェン。盲目だけど盲目とは思えないキレキレのアクションが素晴らしい✨
そしていろんな仕掛けで(ピンポンとか)、敵を倒していく。

他に、シマヅの娘役: リナ・サワヤマさんの殺陣もよかったです。

劇伴最高、映像最高、アクション最高でシリーズの中で一番面白かったです♪
殺し屋達が聴いているラジオのDJがジョン暗殺を煽る感じもよかった✨

タイトルのコンセクエンスとは、報い、結果、影響など。
本作では、報いの意味のようです。

ポストクレジットではある人も報いをうけていた。

チャド・スタエルスキ監督が本作について語ってます。
興味がある方はどうぞ👇
https://cinemore.jp/jp/news-feature/3141/article_p1.html
インスパイアされた神話やスタントドライバーを世界中から50人集めた話などされています。



健忘録として📝
【組織】
✩主席連合(ハイテーブル)
世界の犯罪組織から選出された12人で構成される結社。コンチネンタルホテルも含め、世界のほとんどの犯罪組織に影響力を持ち、裏社会の秩序の厳守を課している。

✩コンチネンタルホテル
世界中の殺し屋の憩いの場所として各地に出店。仕事のオーダーや情報のみならず、銃器や防弾スーツなど商売道具の調達も担う裏社会の最重要拠点。ホテル内での殺しや争いは禁じられている。

✩ルスカ・ロマ
ロシア人とベラルーシ人によって構成されたロシアの犯罪組織。孤児を集め、女子にはバレエ、男子にはサンボの厳しい教育をうけさせている。ジョンもここの一員だった。

✩バワリー・キングの地下組織
主席連合とは一線を画し、ニューヨークを拠点に元凄腕の殺し屋キングが一代で築いた組織。ホームレスを装い街中に配下を置き、伝書鳩を使った独自のネットワークを構築している。

【掟】
✩裏社会の絶対的ルール
主席連合が定めた裏社会の掟。
これを破る事は追放処分=死を意味する。
その1: コンチネンタルホテル内での殺し・争いは厳禁。
その2: “血の誓印”は絶対厳守。

【アイテム】
✩スーツ
この世界の一流の殺し屋は、弾丸を通さない特殊な繊維を用いたフルオーダーのスーツを着用。着弾しても激痛と骨折程度でOK!今回はその機能がフル活用される。


劇場鑑賞数 #115
2023鑑賞数 #129
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