ユージーン

ジョン・ウィック:コンセクエンスのユージーンのレビュー・感想・評価

3.7
 チャプター3では、かなり接待感のある殺陣が目立っていた気がしますが、今作はそこまで手加減されているような印象はありませんでした。60手前であれだけ動けること自体が驚異的ですね。キアヌもドニーも。

 160分のうち、120分くらいが戦闘シーンで、キアヌが敵をバッタバッタと倒していくのには、爽快感すら覚えました。流れるようなサブミッションや空の弾倉を弾き出してリロードする仕草などは、観ていて惚れ惚れしました。
 ドニー・イェンも、ローグ・ワンに続いての盲目の殺し屋という役どころを、これでもかと見せつけてくれていました。

 これから観る人は、セリフの厨二感や、BGMのダサさは気にせず、存分にキアヌとドニーを堪能してほしい。