グリリ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのグリリのレビュー・感想・評価

2.5
ストーリー、アクションのバランス共に最高だったのはやっぱり1だけで、以降アクションとスケールはレベルアップしていくものの、ストーリーがあまりにも残念過ぎた。なので今作に関してもストーリーはもちろん期待してなかった。
にしたってこの組織やら何やらルールだどうだとかゴネゴネしてるけど、結局何の機能もしてないし、こんだけやって最後は古くからのルールで決闘て。
大真面目にルールを振りかざす者も振りかざされる者もジョン含めて馬鹿ばっかりにしか見えない。
アクションは確かに凄い。特にドニー・イェンの盲目という設定ありきの流麗な動きは見事過ぎた。凱旋門のカーチェイスガンアクションとかも意味わからんぐらい凄い。とにかく金のかかった視覚的なもの全ては途方もなく魅力的ながら、ストーリーがぐちゃぐちゃやといくら凄いアクション映画でもこんなに冷めてしまうものかと思った。
決闘の幕切れに関しては思わず爽快感を感じたものの、結末含めてここまでいろんな事巻き込みまくって何がしたかったんやろっていう虚しさはえげつない。
でもなんだかんだシリーズ全部見てしまった。やっぱりアクションは凄いから。
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