白熊屋

ジョン・ウィック:コンセクエンスの白熊屋のレビュー・感想・評価

2.0
ジョン・ウィックシリーズは回を重ねるごとに面白くなくなっていったけど、今作はそれを極めた感じのシリーズ最大の駄作。

アホな日本描写はハリウッドのお約束だし、もう制作者もわかっていてやってるんだろうからまあいい。

最悪だったのは、無駄に冗長な銃撃戦(刀含む)と格闘シーン。
とにかく長いしただジョン・ウィックが倒していくだけのシーンが延々と続く。しかも敵もご丁寧に一人やられるまで待っていて順番に襲っていくマヌケさ。それが冒頭の大阪と中盤のパリで2回も見せられるとさすがにキツい。

カメラワークを見ていると、たぶん3D上映時を意識して撮った感ありありなので、映画館で3Dで観たのならまだ耐えられたかも。

それにしても走行する車に何十回も轢かれて無傷で戦い続けるとか現実離れしすぎ。

たぶんシリーズは今作で終了だろうけど、もし次があっても観ない。スピンオフの「バレリーナ」もどうしようか悩むところ。

唯一、この映画で良かったのはランス・レディックのシャロンの最期の姿を見られたことくらいかな。

エンドロール後にもうワンシーンあるんだけど、それも後味を悪くしただけ。
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