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ジョン・ウィック:コンセクエンスのvenom9のレビュー・感想・評価

3.4
だんだんストーリーが入り組んで長尺になっていますね。ヒットのおかげで回を重ねるたびに予算が大きくなり、やりたいことを詰め込みすぎの印象です。これは必ずしも作品の質に寄与しないですね。
冒頭の日本での真田さんとの共演部分、無くても成立しませんか? 
(米国で挑戦し続ける真田さんを尊敬します。)
ビル・スカルスガルド、無駄遣いです。せっかくのサイコ美形が活かしきれていない。ドニー・イェンは超人的キレッキレで文句なし。
最後の決闘会場に向かう手前の長ーい階段で、近接戦闘でバタバタしながらある程度登ったら落とされて下までゴロゴロ、登ってまたゴロゴロ、ゴロゴロ... 狙ってのことかわかりませんがコントです。
でも、ジョナサン・ウィックもキアヌも、イアン・マクシェーンも好きなんです。故ランス・レディックも。そしてオーレリオも。
初回作のような、コンパクトかつシリアスなノワールに立ち返って、実は生ジョン・ウィック レザレクションズ(仮)、お願いします。
(2023年9月 劇場にて鑑賞)
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