RISA

ジョン・ウィック:コンセクエンスのRISAのレビュー・感想・評価

4.5
ー 妻を愛した夫。

2015年に公開され、
作品を重ねるごとに物語も映像も人気も
パワーアップしていって
(ジョン・ウィックの懸賞金もね笑)
シリーズ4作目にして最終章となる本作。

終始、「最高!」
「求めてたやつ〜これ!これ!」
って、通い詰めたごはん屋さんで
お決まりのごはん食べるみたいな
安定にわくわくさせてもらえる感じと
見たことのないアクションに
カメラワークに完全ノックアウト状態。
(飛び抜けて印象的な“あのカメラワーク”
は本当度肝抜かれたな〜!)

もともとジョン・ウィックシリーズ
って何度みたか分からないくらい、
かなりのファンだと思うんだけど
この社会的で伝統的で厳格なルールに
基づく殺し屋たちっていう世界観に
ジョン・ウィックのキャラクターと
あのキアヌさんだからこその
思わず笑いが込み上げてしまう
無様で死物狂いなアクションが
本当に魅力的なんだよね〜。
(そもそもあんな銃・車・体を
フルに使ったアクションをこなせる
キアヌってやっぱりすごすぎるよね)

加えて、チャド監督の力量が
もともと「マトリックス」で
キアヌさんのスタントを務めていて
本シリーズ1作目で監督デビューを
されたみたいだけど、
やっぱりスタントマンだからこその
アクションの演出やカメラワークが
たまらなく生々しくて最高よね〜。

銃の腕より、弾を詰めるスピード。
強いパンチよりも不意をつくかどうか。
スタイリッシュさよりも確実さ。
そんないわゆる映えるアクションではなく
誠実なアクションを魅せる監督のセンスに
たまらなく魅了されてしまうんだよな〜

はたまた、本作では
コンチネンタルホテルの支配人である
ウィンストンのキャラクターにも
たまらなく魅了されてしまったな〜。
(彼の若かりし頃を描いた、
ドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル」
を見たからなおさらかな〜笑)

どんなに不利な立場に追いやられても
屈する事なく、自分を貫きながらも
しなやかに言葉を操り行動をとり
常に勝ってしまう。そんな人間力がね。

結末は色んな見解があるだろうけど、
私はやっぱり、、、ね。笑

今後もスピンオフ作品「バレリーナ」が
公開されるみたいだし深みを増していく
ジョン・ウィックの世界観に目が離せないな〜
RISA

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