いさせ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのいさせのレビュー・感想・評価

4.3
キアヌリーブス×ドニーイェン×真田広之
ついにアクション界の三代珍味が揃ってしまった…

ジョンウィックってこんなに乱暴に戦ってたっけ。弾切れの銃を相手に投げつけたり、ヌンチャクの使い方なんて笑っちゃったよ。

3時間弱という長尺に、アクション映画の全てが詰まっていて、大満足だった。
見終わった後はもう当分アクション映画はいいかなと思いながらも、次の日にはまたアクション映画を見てしまうという二郎系ラーメンを食べた時みたいな現象が起こりました。

ドニーイェンのアクションが一番印象に残った。盲目な割には妙に空間認識能力高くないか?
だがやはりキアヌと真田広之には動きに歳の限界を感じてしまって…かなり体を張ったアクションもしているので、このシリーズ続いて欲しいけど、休んでも欲しい…

アクションだけでなく、舞台や照明にもすごくこだわっていた。
舞台の一つに大阪があるのだが、これが案の定しっかりエセ日本。だが全然嫌気が刺さなかった、現代アート風な建物をネオンが照らし、全く新しい「和」ができていた。これ目当ての観光客来ちゃったらどうすんのよ。アメリカの劇場まで行ってこんな場所ないよって観客に伝えに行きたいよ。
いさせ

いさせ