リモート映画に興味があり、配信直後に鑑賞。
自粛生活で落ち込んでいる女優・津田晴香。
そんな彼女を励ますため、出演作品『みぽりん』の共演者が、彼女にZoomで連絡をとるが……。
『カメラを止めるな!リモート大作戦!』や『地獄のテレワーク』に感銘を受け、松本監督が手掛けた短編映画。
全体的に、前作『みぽりん』のファンサービス的な側面が近く、観ていない人は置いてけぼりな作品のため、かなり、ターゲット層は選ぶ。
しかし、前作の演者を登場人物としたメタフィクション的な要素や、後半に飛び出す思いもよらぬ展開には、少しテンションが上がった。
作品が持つメッセージ性は、奇抜な作風がノイズとなり、あまり伝わっていない印象も受けるが、ジャンルがよく分からないw独特な作風は見事。
続く、長編映画『コケシ・セレナーデ』を観た筆者としては、後半の路線変更や在宅映画である部分に、ところどころ、その萌芽があったようにも思った。
参考
リモート短編映画『はるかのとびら』
https://youtu.be/Cr6ZFHos3ck
(本編はコチラ)
<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×0.0
グロ ☆×0.0
バカ ☆×3.5
・バカポイント
完全なるファンサービスのおバカ映画かと思いきや、後半は、かなりシリアスに。その何ともいえないバランスも含めて、この点数です。
2011/1/11
シリーズ:コロナ禍の作品 #シリーズ:リモート作品 を追加しました。