殺し屋2人が東京、韓国、バンコクを又にかけてやりたい放題繰り広げる復讐大活劇。
序盤からのシリアスなドラマパートと荒唐無稽なアクションシーンの極端な対比が面白いです。
ドラマパートでは主人公ファン・ジョンミンをはじめ、元恋人役や娘さん役の目で訴える演技が素晴らしかったです。
アクションシーンは弾薬ドンパチと暴力描写がてんこもり。その中でも打撃がクリーンヒットした時に必ず映像が1.5倍くらい速くなる演出がイカしてます。
その他、日本人キャストのサプライズ登場や美しい風景描写(特に主人公の親玉アジトで待つシーン)、主人公の”指切り”などが印象的でした。
復讐は何も生まないとはよく言いますが、少なくともこの映画では生きる活力と劇的なストーリーを生んだと思います。
※余談・冒頭の日本ロケでファン・ジョンミンが訪れたラーメン屋さんは笹塚の老舗店「福寿」です。